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​​青パパイヤとは

​酵素の王様

青パパイヤ
学名 Carica papaya L.
英語名 Green Papaya

青パパイヤとは果物として食されるパパイヤの未熟果で、果皮が緑色のパパイヤのこと。甘さがなく野菜として食されることから、野菜パパイヤとも呼ばれる。

【生態/原産地・生産地】
中南米原産、パパイヤ科の常緑小高木。生育適温は25-30℃、生育最低温度は15℃で、中南米から東南アジアまで世界中の亜熱帯エリアで広く栽培されています。

【歴史】
古くは古代マヤ文明の遺跡の周辺からパパイヤの群生が確認されており、当時より食用・薬用として重宝された長い食歴を持ちます。その後、16世紀の大航海時代に中南米からヨーロッパまで種が持ち帰られ、中国、台湾を経て18世紀ごろには沖縄に入ってきたと言われています。
沖縄では青パパイヤは日常的な野菜として、また、体調や消化を助けるメディカルフルーツとしても重宝されてきました。

【健康・栄養成分】
オレンジ色に熟す前の青いパパイヤは、酵素の含有量が野菜果物の中で一番多く、「酵素の王様」と称されています。
青パパイヤに含まれる多種多様な酵素(パパイン、リパーゼ、アミラーゼ)は、タンパク質、脂質、糖質の3大栄養素全ての分解に働きかけ、消化・代謝を促進して免疫力を高めることから、健康、ダイエット食材としても注目されています。

また、青パパイヤには、ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富に含まれ、抗酸化に関わる酵素「カタラーゼ」の他、ポリフェノールは赤ワインの約7.5倍も含まれ、抗酸化作用が非常に強いことが特長です。

【近況】
近年日本でも、青パパイヤの生産に取り組む農家が全国に広がり、国産青パパイヤがスーパーマーケットなどでも手に入れやすくなったことから、サラダ、漬け物、炒め物、スムージーなど、青パパイヤが家庭料理の健康食材として、急速に需要が拡大しています。

そのような背景から、一般社団法人日本スーパーフード協会が実施した「2022食のトレンド予測スーパーフードランキングTOP10」で第1位に選出され、マスコミの間でも青パパイヤが急速に脚光を浴びています。

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青パパイヤとは?: ようこそ!
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